アスリートのための身体づくり
鍛える前に、「動ける身体」へ。整体ZEROが、競技に向き合うあなたの身体を一緒に見つめ直します。
その身体の不調、練習量のせいだけでしょうか
競技に真剣に向き合うほど、このような感覚に心当たりが出てくる方は少なくありません。
練習を重ねても思うように動けない。記録が伸び悩む。休んでも疲れや張りが抜けず、身体が重いまま次の練習に入る。膝や肘、腰など、同じ場所ばかりが痛み、少し良くなってもまた繰り返す。可動域が狭く、動きがぎこちない。日によってコンディションの波が大きい。
休んでも疲れが抜けにくい、睡眠の質が下がるといった状態は、練習量と回復のバランスが崩れたとき(オーバートレーニング)に起こりやすいと言われています。また、同じ動作を繰り返すことで特定の部位に負担が集中する状態はオーバーユースと呼ばれ、膝・肘・肩などに起こりやすいと言われています。
成長期は、骨が先に伸び、筋肉や腱の成長が追いつかず、身体が一時的に硬くなりやすい時期です。膝の下に負担が集中するオスグッドなど、成長期特有の負担が起こりやすいと言われています。
これ、努力が足りないからだと思っていませんか。
これらの多くは、努力不足のサインではありません。身体そのものに「動きにくさ」が残っていて、積み上げた力をうまく使えていない状態のサインかもしれません。
なぜ、鍛えても「動ける身体」にならないのか
身体は、筋肉だけで動いているわけではありません。筋肉・関節・姿勢・動作が互いにつながり、ひとつの動きをつくっています。
このつながりのどこかに引っかかりがあると、どれだけ筋力をつけても、その力を競技の動きに乗せきれません。筋肉が過度に張っていれば関節は十分に動かず、姿勢が偏っていれば力の通り道がずれ、連動が乱れていれば、地面から得た力が末端まで届きません。
「鍛える」ことと「動ける」ことは、同じではありません。鍛えた力を使うには、その前に、力が素直に通る土台が要ります。整体ZEROが「鍛える前の段階」を大切にしているのは、このためです。
整体ZEROが大切にしている身体を動かすための考え方
整体ZERO院長の永松和征です。私は自衛隊で、行軍訓練など極限まで身体を使う経験をしてきました。重い装備を背負って長い距離を歩き続ける中で、身体のどこに負担が集まり、どう使えば楽に動けるのかを、身をもって知りました。
その後、整体の道に入りました。実務歴は約18年、のべ17,000人以上の身体に向き合ってきました。その中でずっと考えてきたのが、「なぜ身体は動きにくくなるのか」です。答えを探して、身体の仕組みを調べ、学びを重ねてきました。その過程で私が注目したのが、次のような身体の状態です。
ハイパートニア(筋緊張亢進)
筋肉が過度に緊張し続ける状態は、ハイパートニアと言われています。脳や神経の指令が過剰になり、筋肉が必要以上に収縮し続ける状態で、筋肉の張りが強くなる・動きがぎこちなくなる・疲れが抜けにくくなるといった特徴があります。
コンパートメント症候群
運動で筋肉がふくらみ、筋肉を包む区画内の圧が高まる状態は、コンパートメント症候群と言われています。血流や神経が圧迫され、強い張りやつらさ、動きの重さにつながるといった特徴があります。
これらは、医療機関で扱われることもある状態です。私は医師ではありません。ただ、こうした知見を参考にしながら、自分がこれまで積み重ねてきた施術経験と重ね合わせ、整体ZERO独自の考え方を組み立ててきました。
身体のパフォーマンスが低下する理由
私は、こうした身体の状態をまとめて「抵抗」と呼んでいます。抵抗は、次のような流れで動きを妨げていきます。特別な理屈ではなく、一般的な身体の仕組みとして説明できます。
はじめに、筋肉が過度に緊張し、筋膜の滑りが悪くなります。筋膜は筋肉を包み、筋肉同士が滑り合うための層ですが、緊張が続くとこの層が張り付いたように動かなくなります。
すると、筋層と筋層の間の滑走が低下します。滑りを失った筋肉は互いに引っ張り合い、張りがさらに強まり、その部分の血流も滞りやすくなります。
次に、関節の動く範囲(可動域)が狭まります。関節をまたぐ筋肉が硬いままだと、関節は本来の範囲まで動けず、動作の途中で引っかかるような、ぎこちない動きになります。
最後に、力の伝わりにロスが生まれます。地面を踏んで生み出した力は、股関節・体幹・肩甲骨と連動して末端へ伝わりますが、どこかに抵抗があると、そこで力が逃げます。結果として、余計な力で補おうとして疲れやすくなり、同じ場所に負担が集中しやすくなります。
私が見ているのは、この一連の流れのどこに引っかかりがあるかです。
では、この「抵抗」が和らいだら——あなたの身体は、どう動くでしょうか。
私が組み立てた、5つのアプローチ
身体の「抵抗」に向き合うために、私は施術を5つの段階で考えています。それぞれの段階で、身体の状態を確認しながら進めます。
01|筋層の状態を確認する。触診と動作確認で、張りや滑りの状態、過度な緊張が出ている部位を見極めます。
02|過度な緊張をゆるめる。神経・筋膜・筋層にはたらきかけ、必要以上に高まった緊張をゆるめていきます。
03|筋層の滑りを整える。筋繊維や筋膜のこわばりをゆるめ、筋層と筋層の間の滑走をスムーズにしていきます。
04|伸び縮みしやすい状態をつくる。しなやかに伸びる状態を目指し、関節の動く範囲と動きの質を整えます。
05|関節への負担に配慮する。筋・筋膜のバランスを整え、関節にかかるストレスに配慮しながら進めます。
整えて終わり、ではありません
アスリートの身体は、競技の負荷や成長とともに、変わり続けます。今日ちょうどよく整った状態も、練習を積めばまた変わります。だから、一度整えて終わりにはできません。
私は、その時々の状態を一緒に確認しながら、動きやすい状態を保つ身体づくりに伴走します。あなたにとって整体ZEROが、「施術してもらう場所」ではなく「共に身体を突き詰めていく相手」でありたいと考えています。身体の主役は、あなた自身です。




